Tシャツビジネスというネーミングから、Tシャツしか作れないと思われがちです。
しかし、Tシャツビジネスを進めていくと他にもたくさんのアイテムを制作できるようになります。
それぞれの顧客に対応しアイテムの幅を広めることにより、収益も大きく伸ばす事が可能です。
では、今回はその中でもTシャツ以外に制作できるようになるアイテムを5つご紹介します。
Tシャツ以外に作れるアイテム5選
- ポロシャツ、スウェットなどのウェア全般
- 名刺、ショップカードなどのカード類
- のぼり、のれんなどの販促物
- カッティングステッカー、シール類
- バナー、サムネイルなどのウェブデザイン
では、1つずつ解説していきます
ポロシャツ、スウェットなどのウェア全般
まずはTシャツに付随し、初期から同時に制作ができるようになるウェア全般です。
Tシャツの他に注文が多いのが、ポロシャツ、パーカー、キャップです。
キャップに関しては専用のプレス機が必要なので、Tシャツビジネスに慣れてきてから導入してもよさそうですね。
- 長袖Tシャツ、ポロシャツ
- パーカー、スウェット
- ブルゾン、コーチジャケット
- キャップ、エプロン
これらの無地のものをボディーと呼びます。
アパレルメーカーでも無地専門のところがあり、そこから仕入プリントする流れです。
転写フィルムのソクプレスと同時注文でカタログ定価の50%OFFで仕入が可能です。
UnitedAthleやPrintstar、glimmer、そしてTRUSSといったブランドが50%OFF対象です。
Tシャツだけ見てもそれぞれのブランドに数種類あります。
パーカーやブルゾン、エプロンなど本当に幅広いジャンルをカバーしています。
ソクプレスは上記ブランドのアイテムのほとんどにプリントすることができます。
生地やシルエットの特徴を勉強して、お客様に最適なウェアを提案できるように準備しておきましょう。
見てるだけでワクワクするぜ
名刺、ショップカードなどのカード類
ウェアから一歩進むと名刺やショップカードが作れるようになります。
こちらにはデザインソフトの知識が必要なので、ウェアを制作する過程で使用方法を学んでおきましょう。
ウェアのデザインは比較的簡単なものが多いですが、名刺やショップカードでは最低限のデザインの知識が必要となります。
デザインに自信がない場合は外注を使うことも選択肢となります。
そうはいっても多くがお客様の草案をもとに作るのでアイデア力がなくても大丈夫です。
外注に頼むにしても名刺デザインの相場は5000~20,000円ほどなので充分利益を確保することができます。
制作は初めは印刷会社へ委託し、注文が増えれば名刺プリンターを導入するという順序がいいでしょう。
何事も小さく始め大きくしていく、そのために外注を正しく活用するということです。
名刺やショップカードは非常にTシャツビジネスと相性がいいです。
それはTシャツを作る際のロゴデータを保持しているからです。
企業や店舗関係の方から注文の相談が来た際に名刺なども併せて作れるという事をお伝えしてみましょう。
のぼり、のれんなどの販促物
店舗からの注文が多い場合はのぼり、のれんなども提案できるようにしておくといいでしょう。
Tシャツと同じく店舗ではこれらも消耗品です。
リピートの頻度が高いものです。
とくにのぼりは飲食店のシーズンごとのイベントでの需要があります。
こちらも最低限のデザイン知識が必要となります。
まずGoogleなどで「のぼり デザイン」と検索し、どのようなデザインが使われているか見てみましょう。
素材等はのぼり工場からサンプル依頼し手元に置いておきましょう。
ウェアほどではありませんが、のぼりやのれんも生地の種類があります。
使用する期間や場所に応じて最適な提案ができるように準備しておきましょう。
「日本一」のぼりでも作ろうかな
カッティングステッカー、シール類
ステッカー類も非常に人気アイテムです。
例えば、個人ブランドを作るお客様がいれば商品に同封するためのステッカーの提案ができます。
カッティングステッカーなら小さな看板も作ることができます。
こちらも上の2つ同様デザイン知識は必要となってきます。
Tシャツビジネスと相性がいいものなので、提案できるようにしておくといいでしょう。
僕はステッカーを自分が配るようにも制作しています。
商品に同封するだけでなく、食事に行った店舗のオーナーに渡したり、交流会で仲良くなった人に渡したりします。
名刺にプラス渡す事で印象に残りやすくなります。
カッティングステッカーやシールなども機材は高いものなので外注から始めるといいでしょう。
注文が多いようであれば機材を揃えて内製化していきましょう。
カッティングステッカーはシールと比べ安価で内製化できます。
おいらも作ってみよう
バナー、サムネイルなどウェブデザイン
デザインスキルを身に付けるとウェブデザインの注文も受けることができます。
オープン時にユニフォームを作る相談で来られる方がいればウェブデザインについても提案ができるようになります。
極めればホームページ受注も可能となるわけです。
かなり専門的な知識が必要となりますが、客単価は何十倍にもなります。
最近はYoutuberの方からTシャツの注文もあります。
そういった方にサムネイル制作の提案なんかするのもいいでしょう。
サムネイル制作はホームページ全般のデザインと比べると身に付けやすいスキルです。
これらのスキルを身に付けるためには、まず多くの事例を分析することです。
自分がいいと思ったデザインを保存し、配色やフォントサイズ、写真加工方法などを見ていきましょう。
そして、真似していく。
時間はかかりますが、このように独学でも習得可能です。
余裕があるならスクールやオンラインで勉強してもいいでしょう。
まとめ
いかがでしかた?
Tシャツビジネスから派生し様々なアイテムが制作できるようになります。
多くはデザインスキルです。
Tシャツ制作に必要なデザインは簡単なものが多いので、そこで基本的なソフトの操作を学んでいきましょう。
デザインソフトを使ったことがない方は難しい案件は外注しながら、自分でも同じように作る練習を繰り返すと数ヶ月で身に付けることができます。
Tシャツ制作だけでも、そこの外注費を抑えられると利益も高くなるので一石二鳥です。
デザインと聞けば「私には無理」と思う方が多くいます。
しかし、デザインにはルールがあるのでそう難しく捉えないでいただきたいです。
実際、僕もデザインを学校で教えてもらったことはありません。
illustratorやPhotoshopといったデザインソフトの使い方も多くは書籍とYoutube、そして実践で身に付けました。
デザインができるようになれば収益はどんどん大きくなります。
Tシャツビジネスを始めるなら併せてチャレンジしていってほしい分野です。