仲間や個人でオリジナルアパレルブランドを立ち上げている人が増えています。
ブランドの立ち上げてって難しそうと思っていませんか?
実は、オリジナルプリントTシャツを主力商品にすれば難易度はグッと下がります。
今回はオリジナルTシャツのアパレルブランドを立ち上げる方法を3つ解説していきます。
- オリジナルブランドを作りたい
- 仲間と面白いことに挑戦したい
- 自分の内なるものを表現したい
- アパレルが好きで副業にしたい
Tシャツビジネスにも通ずることがあります
オリジナルTシャツブランドを立ち上げる3つの方法
今回ご紹介する3つの方法を初期投資別で紹介していきます。
- ドロップシッピングで制作する
- 外注を使って制作する
- ソクプレスを使って制作する
上から順に初期投資が少ないものです。
しかし、利益率で見れば下から順に高くなります。
あなたのお財布状況とそれぞれのメリット、デメリットを把握して選択しましょう。
オリジナルTシャツを作る前にすること
ブランド立ち上げるならまずはアイテム制作となりがちですが、その前に決めておくべきことがあります。
- ブランド名
- コンセプト
- ロゴマーク
- 販売方法
- 利益分配
この辺りは事前に決めておきましょう。
今回と話題がそれるので、詳しくは別の記事で解説していきます。
初期投資0円で立ち上げるならドロップシッピング
ドロップシッピングとは、在庫を持たずにネットショップで商品を掲載して、売れたら提携している業者が制作して発送してくれるシステムのことです。
つまり、デザインだけして後はお任せというスタイルです。
ドロップシッピングのメリット
- 在庫リスクがない
- 発送などの作業が不要
- 時間や場所に縛られない
ドロップシッピングはパソコン1台で開始できるアパレルブランドのスタイルです。
在庫リスクもないので、気軽に始めることができます。
デザインが好きで、制作などは任せたいという方にはお勧めです。
ドロップシッピングのデメリット
- 値段が決まっている場合がある
- 競合との差別化が難しい
- デザインに規制がある
ドロップシッピングは利益率は低くなります。
プラットフォームでの競争となるので、たくさんの競合より欲しいと思われるデザインやコンセプトが必要です。
結局全く売れずで辞めたという方が大勢いてます。
簡単に始められる分、簡単に諦めてしまうのも人間の性ですね。
在庫リスクもないって最高じゃねえか?
ただ、商品を自分の手で触らないので愛着とか思い入れっていうのは少し他より弱いかもしれないですね
ドロップシッピングでTシャツが販売できるサイト3選
UT-me(ユニクロ)
ユニクロが手掛けるドロップシッピングサービスです。
デザインを送れば、すぐ販売ができます。
操作が分かりやすいと好評です。
ユニクロは誰もが知るブランドなので安心して運用できますね。
SUZURI(スズリ)
GMOペパポが運営するドロップシッピングサービスです。
オリジナルグッズのドロップシッピングでは有名なサイトです。
Tシャツ以外にもスマホケースやグラスなど様々なアイテムが販売できます。
UP-T(アップティー)
システムの操作のしやすさと、独自のデザインツールが人気のUP-Tです。
オリジナルTシャツ制作が本業なので、安心のクオリティです。
BASEと提携して出品できるのも魅力です。
初期投資5万円以内なら外注
ある程度、ブランド立ち上げに本気で初期投資が5万円ほどあるなら外注を使ってアイテム制作をしましょう。
ドロップシッピングより自由にアイテム制作ができます。
またオリジナルタグをつけて付加価値をつける事もできます。
- ブランド名やロゴを考える
- 制作企業を選定する
- デザインを渡してアイテム制作する
- できたアイテムを販売する
Tシャツビジネスのステップ1と同じような流れで、自分たちのオリジナルアイテムを工場で作り販売していく形となります。
外注でTシャツブランドを立ち上げるメリット
- ある程度自由にプリント加工ができる
- 大量に作れば原価が抑えられる
- 顧客へ直接アプローチできる
ドロップシッピングは決まった範囲にしかプリントできなかったり、決まったアイテムしか作れなかったりします。
外注でオリジナルTシャツを制作して販売すれば自由度は格段に上がります。
また、顧客情報を入手できるので新作アイテムなどのアプローチも可能となります。
外注でTシャツブランドを立ち上げるデメリット
- 在庫リスクがある
- 発送など手間がかかる
- プリント業者によって質が変わる
在庫の管理や発送する手間などが発生します。
こういった細々とした事が苦でなければこの方法がおすすめです。
ある程度軌道にのればその辺も外注することも可能です。
これがイメージしてたブランド立ち上げって感じだな
一般的なイメージはこのスタイルですね
アイテム制作をするおすすめの企業
1度の制作枚数によって依頼する企業の特性も変わります。
小さく始めたいなら小ロットが得意な企業、1枚あたりの原価を下げたいならシルクプリントやインクジェットが得意な企業がいいでしょう。
1回の制作が50枚以上ならプリズマ
Tシャツプリントショップのプリズマは個人からも発注ができるプリント工場です。
初回の発注は10枚以上からとなります。
目安として50枚以上でシルクスクリーンプリント、インクジェットプリントが必要な注文におすすめです。
データは完全データ(aiやpsd)が必要となります。
その点はココナラなどでデータを作成してくれるサービスが多く出品されているので、そこを利用しましょう。
1回の制作が50枚以下ならランプワークス
小ロット専門のランプワークスは個人でも発注できるプリント工場です。
1枚からでもフルカラープリントがリーズナブルに注文できます。
掲載アイテム以外も多く取り扱いがあるので気になるブランドやアイテムがあれば一度問合せてみましょう。
データは手書きや画像でも対応可能なのでデザインソフトが使えなくても安心です。
ブランドには欠かせないネームタグの制作や縫い付けも対応しています。
初期投資10万円以内ならソクプレス
オリジナルブランドでガッツリ勝負を仕掛けたいなら自分でプリントするという選択肢があります。
プレス機1台購入すれば転写フィルム制作サービスのソクプレスを使って自分でプリントができます。
原価を下げることはもちろん、オリジナルTシャツ制作を請け負えばブランド以外からも収益化を狙えます。
- ブランド名やロゴを考える
- デザインを送って転写フィルムを作る
- ボディーを発注してプレスする
- ネームタグをつけて販売する
ソクプレスでTシャツブランドを立ち上げるメリット
- 必要分をプリントできる
- ブランド以外のTシャツ制作で収益化できる
- メイキング映像など作れる
ボディーと転写フィルムをストックしておくと、必要分制作することができます。
外注で制作するより在庫リスクは抑えられます。
また、店舗やチームのTシャツ制作を請け負えばブランドの売上以外からも収益を得る事ができます。
メイキング映像など作ることもでき、クリエイティブ感は他より強いです。
ソクプレスでTシャツブランドを立ち上げるデメリット
- 初期投資が他より高い
- プリント知識が必要
- 作業スペースが必要
自分でプリントするにはそれなりの知識と技術が必要です。
また、初期投資が他より高いのですぐに諦めるようなら他の方法が望ましいです。
作業するにあたって作業スペースも必要となってきます。
作業スペース3畳とアイテムの保管場所が確保できれば十分です。
転写フィルム制作サービスのソクプレス
デザインを送って転写フィルムが届いてプレスすればオリジナルTシャツが完成。
そんな便利なサービスがソクプレスです。
フルカラーで綿やポリエステル、ナイロンにまで対応している万能転写フィルムです。
プリントする場所も自分で決めれるので自由度が高く個性的なアイテムも制作できます。
フィルムを保管しておけば、必要な時に必要分制作することもできます。
まとめ
オリジナルアパレルブランドを立ち上げる時は本気度と初期投資で制作方法を選びましょう。
手軽に始めたいならドロップシッピング、趣味にしたいなら外注で制作、本気で挑みたいならソクプレスといった具合です。
このサイトではTシャツビジネスの情報を発信していますが、オリジナルブランドにとっても有益な情報がたくさんあります。
あなたなりのスタイルでオリジナルブランドを始めてみましょう。
始めは資金もないので、ソクプレスでTシャツビジネスをしつつ資金を蓄えるというのもいい選択肢ですね